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「軍備縮小〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

軍備縮小の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
琥珀のパイプ」より 著者:甲賀三郎
夜警団の支持者で、兼ねて軍備拡張論者である。松本は若い丈けに夜警団廃止の急先鋒、軍備縮小論者と云うのであるから、耐らない。三十分置きに拍子木を叩いて廻る合間にピ....
鼻の表現」より 著者:夢野久作
と云う商売人、又かと思ういやなお客に「ホントニお久し振りね」と云う芸者、「貴国の軍備縮小に満腔の敬意を払う」と云う外交官、「とんだ御不幸で」と駈け付ける新聞記者....
私たちの建設」より 著者:宮本百合子
くの人々の命を失い、国民生活を互に破滅させ合いながら、その結果としての国際連盟や軍備縮小会議などは平和建設の上に極めて薄弱な力しか持ち得ないことも、ヨーロッパの....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
に増して来たのは、近年では云うまでもなく満州行動以来のことである。それまで、特に軍備縮小(軍事教官の学校への就職・其の他)時代の軍部の社会的地位が決して高いもの....
世界は平和を欲す」より 著者:宮本百合子
ます。さもなければ一方の軍備拡張が大騒ぎで宣伝されている時に一方の国がゆうゆうと軍備縮小をするはずがありません。 ところでまず私たち自身が平和を希望しているこ....
芸術は革命的精神に醗酵す」より 著者:小川未明
を愛する信念の何れ程迄に真実であるかを疑わなければならないが、そして、このたびの軍備縮小などというが如き、其の実、戦争を予期しての企てに対して、却って、其の正義....