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「軍団〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

軍団の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
予報省告示」より 著者:海野十三
十三月十三日 宇宙戦争が勃発する。 オウピアン星の惑星キリキズの軍事主義民族軍団千二百万人が襲来する。侵寇の目的は、地球をその資源庫の一つとするにあり、殊に....
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
を極端に減少してベルダン以西に主力を用い、パリを大兵力をもって攻囲した上、更に七軍団(十四師団)の強大な兵団をもってパリ西南方から遠く迂回し、敵主力の背後を攻撃....
」より 著者:海野十三
児を生むであろうか。それとも……。 第五話 ロボット蠅 赤軍の陣営では、軍団長イワノウィッチが本営から帰ってくると、司令部の広間へ、急遽幕僚の参集を命じ....
安重根」より 著者:谷譲次
迎えのため便乗せる東清鉄道民政部長アファナアシェフ少将、同営業部長ギンツェ、護境軍団代表ヒョウドロフ大佐、他二三の露国文武官。ハルビン総領事川上俊彦、日本人居留....
若き日の成吉思汗」より 著者:林不忘
、蒙力克《モンリク》の二将軍の率いる、進むを知って、退くを知らぬ荒鷲と称する騎兵軍団でござります。 札木合《ジャムカ》 (募り来る不安を隠し)なに、荒鷲だと?―....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
まかく働かせながら、しきりに司令部を呼びつづけた。 至急報告 “こっちは、軍団司令部だ” 合言葉の交換がすむと、司令部の通信兵は、名乗りをあげた。 “お....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
ものです。わが軍は、ここに貴提案を受諾し、只今より二十四時間後において、まず大空軍団の出動からはじまる全軍の日本攻略を決行いたします」 リット提督は本国政府か....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
処だと見られているだろう。 挙国皆兵であるにも拘らず、〔軍部団〕という特殊の〔軍団〕乃至〔軍人〕団が存在し、それが武士階級や武士道と何等かの直接関係を連想させ....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
いかめしい鬚と灰色の眼とをもつ格蘭得火太立旅館の老小使ミシェルは、むかし国境防備軍団の旅団長として皇帝と同じ食卓で茶を喫んだ記憶を秘蔵し、ボルシチの料理人は革命....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
り得るだろうか。しかもこの詩人らは、驚天動地の業《わざ》を演じていた。皇帝とその軍団、神聖同盟の軍勢、文芸復興期の傭兵《ようへい》など、宇宙を荒した人類の旋風を....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
よ燃えたってる土地よ、情熱と無言の土地よ、汝の熱《ねつ》っぽい平和の下に、ローマ軍団のらっぱの鳴り響くのが、予には聞こえる。なんという猛然たる生気が、汝の胸のう....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
。 イギリス軍はそこでは実にみごとであった。クークの率いた近衛の四個中隊は、一軍団の襲撃に対して七時間そこで持ちこたえたのである。 実測図で見るとウーゴモン....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
た各戦争に彼は参加した。モルティエに指揮されてハンブールグを奪取した大陸軍の第八軍団に彼は属していた。次に昔のフランドルの連隊だった歩兵第五十五連隊に代わった。....
エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
月も経たないうちに、彼はアイルランドへ、そこの反乱を援けるために、強力な艦隊と大軍団を送ることができたではないか? もっとも、艦隊はついにアイルランドに到着しえ....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
は真に僅少の兵力で満足して主力をオアーズ河以西に進め、ラフェール、パリ間には十個軍団を向け、パリは補充六個軍団で攻囲し、更にその西南方地区より敵主力の背後に七個....