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「軍忠状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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四条畷の戦」より 著者:菊池寛
敵は比較にならぬ程の大軍であり、其の精兵は日一日と増加して居る。佐野佐衛門氏綱の軍忠状に依ると、合戦の日の五日の日にまで、敵には続々馳せ参ずる兵があったと云う。....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ても決して言い過ぎでない。 というようなわけで、ここでもまた、阿蘇家、相馬家の軍忠状とか、古文書の断片とか、古典太平記よりはややましな梅松論などの傍証を綜合し....
私本太平記」より 著者:吉川英治
醐は、そのおわすところの大岳の大本営で、親しく、軍事を聞かれ、ときには、武士への軍忠状まで、ご自身、お書きになるほどな督戦ぶりであった。 士気はふるった。 ....