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軍足
「軍足〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
軍足の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「川中島合戦」より 著者:菊池寛
新羅三郎義光の後で、第十六代信虎の子が信玄である。幼名勝千代、天文五年十六歳で将
軍足利義晴より諱字を賜り、晴信と称した。この年父信虎信州佐久の海ノ口城の平賀源心....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
稙宗《たねむね》は勇武絶倫の将であって、しばしば隣国と戦って大いに捷《か》ち、将
軍足利義稙より偏諱《へんき》を賜うて稙宗と名乗り、奥州の探題となって東北を威服し....
「小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
双ヶ岡の庵へ突然にたずねて来て、徒然草の作者に文を書けと迫っている美しい女は、将
軍足利尊氏の執事としてこのごろ都に威勢を揮っている高武蔵守師直の娘で、小坂部とい....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
の甥か従兄弟かには確証がない。――ないままに私はいとことして書いた。 従来、将
軍足利尊氏の縁者に、そんな変った盲人があったことなどちッとも注意されなかった。だ....