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軟水
「軟水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
軟水の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ん》をうすくといたもので洗えるといいそうですが。それに水が硬水ならば、湯ざましは
軟水になっているから、ということを云っていた人がありました。どびんのお湯がさめた....
「物理学の要用」より 著者:福沢諭吉
形をなしたるものか、その水中に何物を混じ何物を除けば剛水《ごうすい》となり、また
軟水《なんすい》となるかの証拠を求めず、重炭酸|加爾幾《カルキ》は水に混合してそ....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
は火の通りが違って味も変ります。井戸の水で炊いたのと水道の水で炊いたのとは硬水と
軟水ですから味も違いますし夏なんぞは水道の方が長く持ちます。磨《と》ぎたてを炊く....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
持《こころもち》で余計に水を張らないと硬《こわ》く出来ます。水道の水で炊いたのは
軟水ですから味も良し腐り方も遅うございますが井戸の水で炊いたのは水道の水で炊いた....