転石[語句情報] » 転石

「転石〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

転石の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
水垢を凝視す」より 著者:佐藤垢石
れに食い馴染む。興津川や酒匂川、安倍川のように瀬が直ちに海へ注ぐ川は、川口にまで転石が磊々としている。それには必ず水垢がついている。三月中旬から河へ向って、海か....
香魚と水質」より 著者:佐藤垢石
る。だから、羽村の堰から下流は地質が悪いにも拘わらず良質の水垢を発生する水成岩の転石が、河原に磊々としていたからである。こんな関係で、東京に近い多摩川の鮎の質は....