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「軫念〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

軫念の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
女の手帖」より 著者:宮本百合子
民同士が互に不幸への憤りを見当違いにぶっつけ合って苦んでいる間は、漁夫の利で「御軫念《ごしんねん》」というような表現の陰にかくれ得る。昨今の事情においては被害者....
三国志」より 著者:吉川英治
ことも……」 「左様ですかの。何せい、はやく国舅がおなおりくださらぬと、陛下のご軫念もひとかたではございませぬ。きのうも今朝も、ご下問がございました」 「………....
三国志」より 著者:吉川英治
し病を養っていた。 秋七月。魏の曹真は、 「国家多事の秋。久しく病に伏して、ご軫念を煩わし奉りましたが、すでに身も健康に復しましたゆえ、ふたたび軍務を命ぜられ....