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軽妙洒脱
「軽妙洒脱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
軽妙洒脱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「紀行文家の群れ」より 著者:小島烏水
明治文壇には、紀行文家と称せられる一群の顔ぶれがあった。根岸派では、饗庭篁村が先達で、八文字舎風の
軽妙洒脱な紀行文を書き『東京朝日』の続きものとして明日を楽しませた。幸田露伴にも....
「絹と紙の話と師弟の間柄の話」より 著者:上村松園
した上から丹念に描いた一点一劃間違いのないような精細確実な処にあるのではなくて、
軽妙洒脱な筆の味ばかりでもなく、時には筆者さえも予想しなかったような、勢いに乗じ....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
上に達者に踊り抜く俳優はたしかにある。しかも彼のごとく悠揚迫らずして、おのずから
軽妙洒脱の趣を具えている俳優は、殆んど見当たらないように思われる。たってその後継....