軽工業[語句情報] »
軽工業
「軽工業〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
軽工業の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
政治的連絡のある軍需工業の隆盛、それからインフレーション、低賃銀対外為替安による
軽工業製品・化学工業製品・手工業的製品・の輸出の隆盛によって、日本資本主義の修正....
「ソヴェト文壇の現状」より 著者:宮本百合子
Bに分れている。Aは生産手段を製造する重工業部門の発展計画だ。Bは消耗品をつくる
軽工業の拡大計画。 先ずAを見ると、大体こういうことになっている。 ....
「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」より 著者:宮本百合子
業原料の生産場とかえつつある。農村の活溌な社会主義的発達はとりもなおさず都会の重
軽工業を敏活に運転させる調帯だ。都会から農村へ、農村から都会へ。――СССРの地....
「私たちの建設」より 著者:宮本百合子
た。それとともに、工業はおくれていて、資本主義国家となるためには、辛うじて、繊維
軽工業にたよるしかなかった。天然資源にも乏しい。明治政府の本質というものは封建的....
「三つの民主主義」より 著者:宮本百合子
合した独占資本の形は発達したが、生産の格式はおくれた半封建の中小企業を基礎とし、
軽工業を基礎とし、植民地賃銀といわれる低賃銀で男女の勤労者を働かして来た。土地の....
「現実に立って」より 著者:宮本百合子
掠めた民主主義の黎明は、こうして短い歴史を終った。そして近代国家としての日本は、
軽工業の労働の裡に青春を消耗しつくす貧困、無智な婦人の労力を土台にして、第一次欧....
「技術の哲学」より 著者:戸坂潤
は出来ぬ。まして最近数ヵ月間の、軍需工業の拡大や対外為替安による外見的好況は、重
軽工業に於ける技術家の「社会的」需要に取って、久し振りの好材料でさえあるように見....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
任じるという、所謂文明国では非常に珍らしい公娼制度につきている。之は日本に於ける
軽工業婦人労働者の場合と好一対な日本の「特殊事情」に基く労働条件乃至収取条件をな....
「露西亜の実生活」より 著者:宮本百合子
選ばれた代表者の仕事であった、勿論凡ての団体は男女の労働者勤人から成立っている。
軽工業の生産品を、今年の冬は一つの工場、その他の勤め先に半年以上勤めた者に、特別....
「秦の出発」より 著者:豊島与志雄
もないことだからさ、米や麦は最上等のものが穫れる。然しそのようなことより、無錫の
軽工業地帯は、なお農精神を失っていないのが最も注目すべき点だ。農精神を失わない工....
「現代美学の危機と映画理論」より 著者:中井正一
間にいれて貰ったのである。そして、トーキーの出現によって、もはやそれは個人企業の
軽工業ではあり得なくなり大企業機構となると共に、今度は一九五〇年の段階では、これ....