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軽賤
「軽賤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
軽賤の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
られ、断わりなしに人と往来することすら禁ぜられた。その時の大老の言葉に、岩瀬輩が
軽賤の身でありながら柱石たるわれわれをさし置いて、勝手に将軍の継嗣問題なぞを持ち....
「西航日録」より 著者:井上円了
知るべし。 シアトルは新開地にして、ことにわが邦人の労役者多きために、日本人を
軽賤する風あるは、実に慨すべきのいたりなり。十日夜十時、日本郵船会社汽船安芸丸に....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
ひとしきも、現時のポルトガル人よりは優等の地位にあり。したがって、ポルトガル人を
軽賤する風あり。物価の高きは世界第一と称せらる。その原因は、海関税の重きと労働賃....