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「載す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
載すの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「予報省告示」より 著者:海野十三
んな妄想を抱くに至るかという医学的資料として参考になるかと思われるので、敢えて掲
載する次第なり。 〔読後感その一〕 この予報省告示は、そんなに暗くないよ。人....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
いうことを示すことができたとしたならば、その方が、これら万物をただあるがままに記
載するよりもはるかによく了解することができるだろう。今私はそういう原理を見付けた....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
の恐怖を力強く描いたもので、こういう物も一つぐらいは読んで貰いたいという心から掲
載することにしたのである。 アラン・ポーの作品――殊にかの「黒猫」のごときは、....
「男女関係について」より 著者:大杉栄
の心持は、君自身がやはりこの雑誌の本号に書くという、あるいは近く『大阪毎日』に連
載するという、君の文章の中で、勿論もっと詳細にかつもっと正確に発表されることと思....
「瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
ば寧ろその本文を公にするに若かざるべしとて、これを先生に乞うて時事新報の紙上に掲
載することとなし、なお先生がこの文を勝、榎本二氏に与えたる後、明治二十五年の二月....
「多神教」より 著者:泉鏡花
の足りぬ。床几に立たせろ、引上げい。 渠は床几を立つ。人々お沢を抱すくめて床几に
載す。黒髪高く乱れつつ、一本の杉の梢に火を捌き、艶媚にして嫋娜なる一個の鬼女、す....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
められたのを驚嘆せずにはいられない。毎日の天候気温、出入客来、他出等、尋常日記に
載すべき事項のほかに、祭事、仏事、音物、到来品、買物、近親交友間の消息、来客の用....
「おばけずきのいわれ少々と処女作」より 著者:泉鏡花
わるべき僕が迷信の一例を語らねばならぬ。僕が横寺町の先生の宅にいた頃、「読売」に
載すべき先生の原稿を、角の酒屋のポストに投入するのが日課だったことがある。原稿が....
「妖怪学」より 著者:井上円了
その部類を分かち、さらにその後研究したる事実を増補し、左に「妖怪学講義」として掲
載することとなれり。読者、よろしく心理学講義の一部分とみなすべし。 今、妖怪学....
「妖怪研究」より 著者:井上円了
以上の種類に関する事実御報道にあずかりたく、追ってその解釈は「講義録」中に掲
載するか、あるいは特別に館外員講義相設け、講述いたすべく候。 出典 『哲学館講義....
「妖怪報告」より 著者:井上円了
報知せしめ、妖怪研究の一助となさんとす。よって今後は、ときどき妖怪事実を本誌に記
載すべし。 左の一事実は、明治十九年、余が手に入りたるものにして、静岡県遠州某....
「妖怪玄談」より 著者:井上円了
らざる飯鉢の蓋を載せ、その蓋の内には狐狗狸の三字を書し、その蓋の上には奇数の手を
載するを規則とす。つぎにその使用法は、若干の人その周囲に座し、実に丁重なる言語を....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
究を虐待した『大朝』の編輯局が二葉亭の籍が大阪にあるを名として当然大阪の紙上にも
載すべきものだと抗議を持出した。各文学雑誌は争って文学及び思想に関する論文または....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
英国教宗にては、各寺の住職は戸長役場の役人に代わり、結婚者の姓名を戸籍帳に登
載するの権を有す。ゆえに、その宗の者は戸長役場に結婚届を呈出するを要せず。非国教....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
して新築開場せり。 ○一月、中村座の番附に「午前七時より相始め、午後五時迄」と記
載す。これまで劇場の開演時間に一定の制限なく、単に多年の習慣に因って、「早朝より....