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「輪状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

輪状の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
を従えてこの銀河の真ん中を貫く大宇宙軸のまわりに群を成している。それで銀河は実は輪状であるがちょうど天上に半円形の帯のように見えることになる。このようにして、ス....
自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
れないとも限らないからである。 樹木の年輪や、魚類の耳石の年輪や、また貝がらの輪状構造などは一見明白な理由によって説明されるようではあるが、少し詳細に立ち入っ....
怪塔王」より 著者:海野十三
江三空曹は、怪塔ロケットをおいながら、ふたたび綱を怪塔の胴のまわりに、ぐるぐると輪状につくりなおさねばなりませんでした。 小浜兵曹長は、ただ呻るばかりです。 ....
想像と装飾の美」より 著者:岸田劉生
飾美術になる。古代の器具や、野蛮人や農夫の器具に何ら自然物にたよらぬ線状で(波状輪状等)美くしい装飾のあるのは即ちその一例で、その他建築の屋根の曲線や、瓶壺等の....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
多数で羽状に並んでいる。 ユズリハの枝を取りそれを上方より望み見ればその葉が車輪状に四方に拡がり出で、したがってその赤き葉柄も四方に射出して見え、外方は緑葉、....
植物知識」より 著者:牧野富太郎
ん》咲く。この品は野生はなく、まったく園芸品である。 クルマユリは、その葉が車輪状《しゃりんじょう》をなしているので、この名がある。花は茎梢《けいしょう》に一....