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輻射線
「輻射線〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
輻射線の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
それでこの第一の理由がいけないとすればもう一つの仮定による外はない。すなわち、
輻射線を発している諸恒星に比べて非常に低温度で、またばく大な広がりをもった暗黒な....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
っていた。小さな極光が、ぶよぶようごく真赤な虹をあらわし、その核心からでる金色の
輻射線が、氷罅のうえをキラキラっと流れてゆく。翌朝も、隊はいつもながらのように、....
「物理学と感覚」より 著者:寺田寅彦
電信の電波も一つの連続系の部分になってしまって光という言葉の無意味なために今では
輻射線という言葉に蹴落とされてしまったのである。 今日のように非人間的に徹底し....
「俳句の型式とその進化」より 著者:寺田寅彦
るものは多様であろう。拙劣な譬喩をかりて言えば外国のいろいろな詩形から放散する「
輻射線」の刺激もあるであろうし、マルキシズムの注入によって周囲の媒質の「酸度」に....