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「辛み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

辛みの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
籠釣瓶」より 著者:岡本綺堂
へ送られてゆくと、八橋は待ちかねていたように彼を迎えた。手紙に書いてあった恨みや辛みは口へも出さないで、彼女はただ懐かしそうな笑顔で男と向き合っていた。お光の安....
百喩経」より 著者:岡本かの子
本になったのだ。彼をそうさした女のたった一つの形見だったのだ。持って居て一生恨み辛みを云わねばならぬ。彼の胸は煮えつくして却ってぽかんとして仕舞った。 浜に網....