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辛崎
「辛崎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
辛崎の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「芭蕉について」より 著者:宮本百合子
住つかぬ旅の心や置炬燵 うき我をさびしがらせよかんこ鳥 雄大、優婉な趣は、
辛崎の松は花より朧《おぼろ》にて 五月雨にかくれぬものや瀬田の橋 暑き日を海にい....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
一首といえども正しい鑑賞は出来ない。 ○ ささなみの志賀の
辛崎幸くあれど大宮人の船待ちかねつ 〔巻一・三〇〕 柿本人麿 柿本人麿が、近江....
「山の人生」より 著者:柳田国男
聴けば興の覚めるような話だが、加賀の白山の山の神女体こうのりゅうぐうの宮、志賀の
辛崎明神と御かたらいあって、懐姙すでにその月に近く、同じくはわが国に還って産をな....