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辞む
「辞む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
辞むの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
刻の三世相を見せろ。」 一仔細なくてはならぬ様子があるので、ぎょっとしながら、
辞むべき数ではない。……柏家は天井裏を掃除しても、こんなものは出まいと思われる、....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
た。 道士が塩官州へくだったのち、朝廷からさらに天師に命令があったので、天師も
辞むことを得ずして起った。天師が到着したのは四月十三日で、あたかも宋代の時と同日....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
の姿が見えるであろう……。』 あまり良い気持は致しませんでしたが、修行とあれば
辞むこともできず、私はとある巌の上に坐って統一状態に入って見ますと、果して湖水の....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
されどそは皆|女には忌まれじ。
手をさし伸ぶるファウヌスには
美しき限の女、舞を
辞むことあらじ。
森の神サチロス
サチロスもまた跡に附きて跳り出づ。
痩....