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近江のお兼
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「五重塔」より 著者:幸田露伴
み覆したる不体裁さ。 尻餅ついて驚くところを、狐憑きめ忌々しい、と駄力ばかりは
近江のお兼、顔は子供の福笑戯に眼をつけ歪めた多福面のごとき房州出らしき下婢の憤怒....
「大力物語」より 著者:菊池寛
ところが、近江の国にはもう一人大井子などよりもっと有名な大力の女がいた。それは
近江のお兼である。この女のことは江戸時代に芝居の所作事などにも出ているし、絵草子....