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返弁
「返弁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
返弁の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
は「若し出版元が中途で止めた時、其証拠金を返して呉れないと此方の責任でお客へ一円
返弁せねばならぬ損害を受けるから、今予約金を渡す事は出来ない」と云い、又「予約金....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
、これが今に至るまで襲用される事になったのである。 六○ 「人より牛馬に物の
返弁を求むるの理なし」 明治五年にマリヤ・ルーヅ事件なるものが起った。その事実....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ちゆうりく》を加へ、死体引捨にいたし候、同人死後に至り、右金子借用の者は、決して
返弁に及ばず候、且又、其後とても、文吉同様の所業働き候者|有之《これあり》候はば....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
からである。伊予の大洲のあたりでは、百舌は友人の時鳥に昔から借りがあって、それを
返弁するために時々は蛙などを捕って、枯枝のさきに突刺して置く約束をした。時鳥はそ....