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「迦毘羅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

迦毘羅の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
申しますとちょうど八日の日でしたが、この日は改まって申すまでもなく、釈尊がインド迦毘羅国《かびらこく》の迦毘羅城にご生誕なさった甘茶仏の当日なので、事件は伝六が....
十二支考」より 著者:南方熊楠
び浦島子伝を参閲せよとあるが、浦島子の事は誰も御承知で、『今昔物語』三の十一語は迦毘羅衛《かびらえ》の釈種《しゃくしゅ》滅絶の時、残った一人が流浪して竜池辺で困....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
残っている、その辺から掘り出す物を見ますると、たいていインドの舎衛城であるとか、迦毘羅城であるとか、インドの名前が付いている。交趾シナあたりでは臨邑が一番北にあ....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
が私たちの胸の窓にさした月影であります。 さて、今から二千五百年の昔、中印度、迦毘羅城に、釈迦族の王子として生れ、現実の悲哀を観じ、二十九歳にして出家せられ、....