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追って書
「追って書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
追って書の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「読書法」より 著者:戸坂潤
書は宮本顕治『文芸評論』と内田穣吉『日本資本主義論争』とだろう。後者については、
追って書こうと思っている。宮本顕治は蔵原惟人に並ぶ素質を持った殆んど唯一の文芸評....
「沈丁花」より 著者:宮本百合子
い友達が出来たから心配はいらぬと云う結びであった。猶々云い足りぬらしく、紙の端に
追って書きに、圭子が学問のない、下らぬ女であるとのことを添え書きしてある。―― ....
「鞄らしくない鞄」より 著者:海野十三
ている間に、トランクは明いた窓から黙って外へ飛び出していった。 トランクの後を
追って書きつけていると際限《さいげん》がないので、しばらくトランクから離れた話を....
「文芸時評」より 著者:宮本百合子
かなければならない。だが、ただ職場でこういった、こんなことがあったと、現象だけを
追って書くとすれば、それはほとんど場面だけはプロレタリア文学で方法は自然主義であ....
「イオーヌィチ」より 著者:神西清
ょうど今日はわたくしの誕生日にも当たりますので、という文面だった。その下の方には
追って書きとして、『ママのお願いにわたくしも加勢をいたします。ネの字』とあった。....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
ります。
帝
そこで最後に言って置くが、これまで申し渡した
一切の事は、
追って書附にして、親署して遣す。
総てお前達の所有物は自由に処理して宜しいが、
....