退帆[語句情報] »
退帆
「退帆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
退帆の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
から羽田沖まで進み、はるかに江戸の市街を望み見るところまでも乗り入れて、それから
退帆のおりに、万一国書を受けつけないなら非常手段に訴えるという言葉を残した。それ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
てもらいたい。自分はその書面を証拠として、今夜各国公使へ説諭し、明日はすみやかに
退帆するように取り計らうことにする。そうすれば目下の急を救うこともできよう。これ....