送り手[語句情報] »
送り手
「送り手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
送り手の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「星座」より 著者:有島武郎
と人見はたった今の失敗で懲《こ》りたらしく自分を薦《すす》めようとはしなかった。
送り手の資格について六人の青年の間にしばらく冗談口《じょうだんぐち》が交わされた....
「殺人鬼」より 著者:浜尾四郎
の秘密を知つてるものが、本人と僕の外に誰かいるかどうかということだ。無論脅迫状の
送り手以外にだね」
藤枝がこう云つたが、ふと不安そうに、われわれ二人を見た。木....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
を振る七兵衛の方へ振向くと、船上の一同もそのようにして、それからあらためて陸上の
送り手と、送らるる七兵衛とを見比べていると、彼方《あちら》の人数の真中に囲まれた....