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送信機
「送信機〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
送信機の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「壊れたバリコン」より 著者:海野十三
ませんか。 僕は夢ではないかと驚きました。何は兎もあれ僕はスウィッチを直ぐ様、
送信機の方へ切換えると「応諾」の符号を送りました。波長は四・五メートルを指してい....
「海底大陸」より 著者:海野十三
パイクソンは、無電器械について、すこしは知っていた。 かれはそこに自動救護信号
送信機があるのに目をつけ、すばやくその赤いぼたんをおした。 器械は、待っていま....
「断層顔」より 著者:海野十三
木田氏の身体は23XSY無電局で受信せられ、再び身体に組立てられたが、不幸にも
送信機と受信機の調子が完全に合わなかったことと、運悪く当夜強い空電があったために....
「霊魂第十号の秘密」より 著者:海野十三
から中へはいれる。その仕切りの中の奥に台がある。その上に例の受信機は据えられた。
送信機の方は、もっとあとにならないと組上がらない。 パネルは、金網の上に取付け....
「金属人間」より 著者:海野十三
電線が、くもの巣のように配線してあった。 「電波を出す器械のようですね。いわゆる
送信機の一種らしいのですが、かんじんの真空管がぬいてあるし、電波長《でんぱちょう....
「地球要塞」より 著者:海野十三
に受信する装置を、仕掛けておくように命じた。 それがすむと、私は、自ら秘密中継
送信機の前に立ってまず真空管に火を点じた。 その大きな硝子球《ガラスきゅう》は....
「沈没男」より 著者:海野十三
連絡がとれて、受信中のところ、ここでぷつりと電波は切れました。多分氏自慢の携帯用
送信機が英艦の砲弾のため破壊されたのでしょうと思いますが、生々しい報告を生々しい....
「怪塔王」より 著者:海野十三
らくた倉庫の中から、一つの壊れたラジオ受信機をさがし出し、その配線をかえて短波の
送信機になおし、幸に切れていなかった真空管と電池があったので、あの通り送信がやれ....
「人造人間エフ氏」より 著者:海野十三
送受信機をもった自動車が、警戒と連絡のために来ていたので、帆村は、すぐさま、その
送信機をつかって、逃げたイワノフ博士を捕えるよう、彼の考えをのべたのであった。そ....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
。 「――なるほど。秘密通信らしいものを出した者があるという。そしてわが通信班の
送信機を全部しらべたが、どれもそんな電波を発射しないというのか。何者の仕業か。ふ....
「発明小僧」より 著者:海野十三
」 陸相「フフン。」 小僧「そこで強烈なる電波発生機をこしらえます。つまり一種の
送信機ですナ。その発生電波の波長たるやデスナ、近頃流行の短波にするのです。短波も....
「頭と足」より 著者:平林初之輔
る。その様子は如何にも自信に満ちた様子である。港には郵便局は一つしかない、従って
送信機も一つしかない勘定だ。どちらかさきに郵便局へ着いた方がそれを何分間でも何時....