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「送受〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

送受の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
ろ第一報を出そうではないか」 水戸はそういって、リュックの中から携帯用の超短波送受信機を取出して組立始めた。ドレゴはぎょッとした。そうだ、自分は非常に大きい不....
壊れたバリコン」より 著者:海野十三
字にちがいないと思いこんだこともありました。 それはこの短い波長の無線電信の放送受信を始めてから四十日ほども経ったころには、流石|物好きからやり出した僕と雖も....
赤耀館事件の真相」より 著者:海野十三
五十八分に入って来たのは丈太郎氏であり、時報をうけるために室内に電灯を点じ、無線送受信機が動作を始めたせいだと思っています。 午後八時六十分――つまり午後九時....
海底大陸」より 著者:海野十三
れは船底無電室にいるパイクソンをはげまして、外部との無線電話を、事務長の部屋から送受できるように、電気回路の接続をかえさせた。 それがうまく開通すると、かれは....
地球盗難」より 著者:海野十三
ししますから、これからすぐに東京へ飛んで天文台にいらっしゃい。あすこに素晴らしい送受信機が一組あるのです。われわれが佐々と会話したのもあれです。外の器械では、ど....
怪星ガン」より 著者:海野十三
遠方からでもその位置がわかるように空間漂流器全体が照明されている。 無電装置は送受両用のものがついているから、連絡にはことかかない。 原子力発電機があって、....
火星探険」より 著者:海野十三
地球との通信は、うまく行くようになった。発電機を動かす燃料も、十分にあり、新しい送受信機を組立てる部品を揃えることも出来た。 もう一つの仕事の、壊れた宇宙艇が....
爆薬の花籠」より 著者:海野十三
、ひっきりなしに、本船へ無電がかかってくるそうです。非番のものまでたたき起して、送受信にとてもいそがしいと、並河技師からいって来ました」 「うーん、そうか。横浜....
戦時旅行鞄」より 著者:海野十三
り品は、必要とあれば重力打消器を組立てることも出来るし、また必要とあらば、ラジオ送受信機としても組立てられるし、又或る場合には兵器――いやナニムニャムニャムニャ....
共軛回転弾」より 著者:海野十三
へやって来たらいいじゃないか。電話には、後もう出ないよ。では失敬」 金博士は、送受話器のスイッチをぴちんと切ると、髭をふるわせて呵々大笑した。そして独言をいっ....
怪塔王」より 著者:海野十三
はどうかと思いこの方にスイッチをいれてみましたが、やはり働きません。無電機械は、送受とも利かなくなってしまったのです。 そのうちにも、あたりは夜のようにくらく....
人造人間エフ氏」より 著者:海野十三
捕える手配をすることが大事であると告げた。幸いなることに、その近くに警察ラジオの送受信機をもった自動車が、警戒と連絡のために来ていたので、帆村は、すぐさま、その....
月世界探険記」より 著者:海野十三
、宇宙艇のまわりの有様がハッキリと分った。 そのすこし後には、進少年がラジオの送受機を守って、皮紐のついた座席に身体を結びつけた。その横にはミドリ嬢が同じよう....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
旗艦須磨の無電室は、その次の瞬間から俄かに活溌になった。 当直の通信兵は、送受信機の前に前屈みとなって、しきりに電鍵をたたきつづけていた。そして耳にかけた....
空襲警報」より 著者:海野十三
郷の港を出て海上五百キロの沖に、夜明を待っていた。 その鮪船は、いずれも無線の送受信機とアンテナとを備えていて、魚がとれると、遠く内地海岸の無線局を呼び、市場....