送気[語句情報] » 送気

「送気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

送気の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
、また悲壮の感じも強く出た。この潜水服は背中に圧搾空気タンクを持っていて、外から送気しなくとも自主的に呼吸が続けられる仕組みとなっていた。 午前十時半、現場へ....
だいこん」より 著者:久生十蘭
宗教局のひどい迫害を受けながら命がけで日本に踏みとまり、世界と日本をつなぐ最後の送気管《プニュマテック》(潜水夫の)として、見えないところで日本のために骨を折り....
肌色の月」より 著者:久生十蘭
心配して、空気ボンべを背負ってようすを見に行くと、いきなり水藻の中から出てきて、送気のゴム管を握って沈めにかけたというんです」 「妙な話だな。それを誰がいうんだ....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
時と同じように、潜水着を着てしっかり甲《かぶと》をかぶる。するてえと、あっしらは送気ポンプでもって、空気の代りに水素|瓦斯《がす》を送ろうッてんだ。そこでサ、お....