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送籍
「送籍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
送籍の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道草」より 著者:夏目漱石
た自分の弟がそれほど熱心にそれを調べていない事に気が付いた。 「御由《およし》の
送籍願が這入ってるんだよ」 御由というのは兄の妻《さい》の名であった。彼がその....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
んぎ》は学究のやる事で私共の方では頓《とん》と構いません。せんだっても私の友人で
送籍《そうせき》と云う男が一夜という短篇をかきましたが、誰が読んでも朦朧《もうろ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
り出した。村方の関係としては、当時の戸籍とも言うべき宗門|人別から、検地、年貢、
送籍、縁組、離縁、訴訟の手続きまでを記しつけたもの。 「これも大切な古帳だ。」 ....