逃惑う[語句情報] » 逃惑う

「逃惑う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

逃惑うの前後の文節・文章を表示しています。該当する1件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夕立」より 著者:永井荷風
おそい来《きた》る時窓によって眺むれば、日頃は人をも恐れぬ小禽《ことり》の樹間に逃惑うさまいと興あり。巣立して間もなき子雀蝉とともに家の中《うち》に迷入ること珍らしからず。是れ無聊を慰むる一快事たり。....