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逃竄
「逃竄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
逃竄の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
を飲み一夜に八十円費やさしめ、村民大不服にて合祀承諾書に調印せず。総代輩困却して
逃竄《とうざん》し、その後召喚するも出頭せず。よって警察所罰令により一円ずつの科....
「濹東綺譚」より 著者:永井荷風
る志士を救い、寒駅の酌婦は関所破りの博徒に旅費を恵むことを辞さなかった。トスカは
逃竄《とうざん》の貧士に食を与え、三千歳《みちとせ》は無頼漢に恋愛の真情を捧げて....