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逆櫓
「逆櫓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
逆櫓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
くようなものだが、現にお里の釣瓶鮨のあとも今なお連綿として残り、樋口の十郎兼光の
逆櫓の松も栄え、壺阪では先年|沢市の何百年|遠忌だかを営んだ。『八犬伝』の史蹟も....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
かいは上手で、くだらない小芝居などを観るよりも確かに面白かった。二十七年の二月に
逆櫓(綾瀬太夫)、堀川(播磨太夫)を上演した時などは、太夫を聴くだけでも一日の暇....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
まだ、そこまで行っていないが、古典平家だと“那須余一”や“弓流し”の条の初めに“
逆櫓”の一章がある。――渡辺の岸から屋島へ出陣しようというさいに、義経と梶原とが....