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「逐条〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

逐条の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道徳の観念」より 著者:戸坂潤
特に未完成な後者の方は、ヘーゲル『法の哲学の綱要』の二六一項から三一三項までを、逐条的に要点に就いて批判したもので、マルクスがヘーゲルの逆立ちを如何に足で立ち直....
読書法」より 著者:戸坂潤
は決して珍しくはない。一例を挙げるに止めるが、ライプニツがロックの『エッセイ』を逐条評論した大著『ヌーヴォ・ゼッセイ』は、ブック・レヴューでないとは云えまい。マ....
ルクレチウスと科学」より 著者:寺田寅彦
説明」するためにおよそ二十八箇条をあげて彼の雄弁を発揮するのである。しかしこれを逐条ここで述べることは私の任務でないのみならず、いたずらに読者の倦怠を買うに過ぎ....
社会時評」より 著者:戸坂潤
刑法なのだが)の改正に平行して、軍刑法の改正(?)を企てている。 審議委員会で逐条審議した際最も重点を置いて議論されたのは、反軍運動即ち反軍隊的言動、もっと詳....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
れで徒《いたず》らに抽象にはせて、意余りあって情が尽せないことになるのだ、冷静な逐条審議から出直して見給え、当世流行の科学的というやつで……」 「なるほど、細目....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
海外発展篇 『帝国憲法講義』佐藤丑次郎 『憲法総論』山崎又次郎 ※『帝国憲法逐条講義』上杉 ※『日本刑法』改訂版 牧野 『刑法概論』島田 『刑法基礎理論....
多頭蛇哲学」より 著者:太宰治
たらいちばんよいか。やはり、いままでの思想体系の説明と同じように、煩瑣をいとわず逐条説明とするか。それでは、せっかくのゲシュタルトも、なんにもなるまい。案外、こ....