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「通し矢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

通し矢の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
間堂で、寛文の二年に一万二十五本の総矢数《そうやかず》のうち、六千六百六十六本の通し矢を取って天下第一の名を取ったが、それでも足りねえと、同じ年の九年三月に、今....
天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
ろぎもせぬ) ※せめて恨みて玉章《たまづき》と、薄墨に書く雁の文字、女子の念も通し矢の、屈いて今は張り弱く、いつか二人が仲の町に、しつぽりぬるる夜の雨……」 ....
斬られの仙太」より 著者:三好十郎
ろぎもせぬ) ※せめて恨みて玉章《たまづさ》と、薄墨に書く雁の文字、女子の念も通し矢の、届いていまは張り弱く、いつか二人が仲の町に、しつぽりぬるる夜の雨……」....