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通円
「通円〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
通円の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
見の方へ下って行く。朝日山から朝日が出かゝった。橋を渡ってまだ戸を開けたばかりの
通円茶屋の横手から東へ切れ込み、興聖寺の方に歩む。美しい黄の色が眼を射ると思えば....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
そんな儚い噂をたよりに、参る途中でございまする」 宇治橋のたもとが見えてくる。
通円ヶ茶屋の軒には、上品な老人が茶の風呂釜をすえて、床几へ立ち寄る旅人に、風流を....