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「通史〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

通史の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
読書法」より 著者:戸坂潤
日本に於ては『唯物論全書』の内の三冊(本書と前掲『現代唯物論』と松原宏氏『唯物論通史』)が主なものだ。特に唯物弁証法の研究のためにも欠くべからざるものはフランス....
李陵」より 著者:中島敦
ってゆくことのできぬのを慨《なげ》き、憤を発してそのために死んだ。古今を一貫せる通史《つうし》の編述こそは彼の一生の念願だったのだが、単に材料の蒐集《しゅうしゅ....
戦争論」より 著者:坂口安吾
の最も有効なるバクハツ力を発揮することを許され、祈られることができた。 日本交通史に於て、カゴや馬や人力車の時代までは、その全力をもって走ることを許されたが、....
オフェリヤ殺し」より 著者:小栗虫太郎
―エーネ・ソレルの妖|※振りを凌ぐものと云われた。 従ってこの淫蕩極まりない私通史には、是非の論が喧囂と湧き起らずにはいなかった。第一、女ホレイショの模本があ....
夜の道づれ」より 著者:三好十郎
する時に、私がつれて來たんです。 御橋 そう。…… 熊丸 非常な秀才でしてね。交通史の研究では間もなく一方の權威だろうなんていわれていました。あちこちの大學の講....
撥陵遠征隊」より 著者:服部之総
『仙逸国民』(一八八九)、モールスの『支那帝国国際関係史』、窪田文蔵氏『支那外交通史』その他を参照したことを付記しておく)。....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
私の蒙をたすけてくれた。氏が旅行中にあつめた古地図、郷土史類だが、わけて岡山県の通史上下編は、探していたものだけに、ありがたかった。 また、永井龍男氏からも「....