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通知書
「通知書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
通知書の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
財産をありったけ金に代えて、手っ払《ぱら》いに日本の雑貨を買い入れて、こちらから
通知書一つ出せば、いつでも日本から送ってよこすばかりにしてあるものの、手もとには....
「特許多腕人間方式」より 著者:海野十三
、急いで封を切った。すると、意外にも、例の『多腕人間方式』について、審査官からの
通知書が入っていたではないか。出願してから、まだ三週間にもならないのに、この通知....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
不明となりたる乗組艦と、運命を共にしたるものと信ぜらる。よりて茲に本官は戦死認定
通知書を送付し、その忠烈に対し深厚なる敬意を表するものなり。 昭和十×年五月十三....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
にこの種の痴漢が出没するから婦人の夜間外出は注意しろと、町内の組合からも謄写版の
通知書をまわして来たことがある。わたしの住んでいる百人町には幸いに火災はないが、....
「安重根」より 著者:谷譲次
です。また探し物ですか。 李剛 うむ。君は知らないかな。今朝衛生局から廻って来た
通知書なんだが、あれに、この辺の種痘は何日から始めるとあったか覚えていないか。 ....
「思い出すこと」より 著者:宮本百合子
で、私共は、上へ上り、その椅子にやや改って腰を下した。規則をきき、一ヵ月、貸家の
通知書を送って貰うために、五円ほどの金を払ったと覚えている。 その変に捩くれた....
「郊外生活の一年」より 著者:岡本綺堂
にこの種の痴漢が出没するから婦人の夜間外出は注意しろと、町内の組合からも謄写版の
通知書をまわして来たことがある。わたしの住んでいる百人町には幸に火災はないが、淀....