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通貫
「通貫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
通貫の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「絶対矛盾的自己同一」より 著者:西田幾多郎
うこともできない絶対に接しているのである。即今目前孤明歴々地聴者、此人処々不滞、
通貫十方という。しかもそれは虚幻の伴子たる意識的自己ということではなく、そこには....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
、来世の生のために、喜んで赴くの心だ。死の覚悟とは、絶望しての覚悟でなく、十方を
通貫して、転変自在の意《こころ》じゃ。内外打成一片にして、善なく、悪無し。千刀万....