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通鑑綱目
「通鑑綱目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
通鑑綱目の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ぎ》を露わせるを指ざし、非難の色を示した。されば太宰春台《だざいしゅんだい》が『
通鑑綱目《つがんこうもく》』全篇を通じて朱子の気に叶《かの》うた人は一人もないと....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
社稷《しゃしょく》を助ける知恵がなければ 腐れ儒者だと孔明が言わずや 春秋左伝に
通鑑綱目《つがんこうもく》 史記や漢書や元明史略《げんみんしりゃく》を 百たび見....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
ら、それは既に読んでいて、父から教えてもらった事もあった。その綱とあるのは朱子の
通鑑綱目《つがんこうもく》で、鑑とあるのは司馬温公の通鑑である。この二書の要領を....
「梅雨晴」より 著者:永井荷風
たのは今は既に世になき翰の賚《たまもの》であると言わねばならない。 唖々子が『
通鑑綱目』を持出した頃、翰もまたその家から折々書物を持出した。しかし翰の持出した....