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「造仏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

造仏の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
に行われていた事を示す。 最も壮観を極めるものに薬師寺金堂の薬師三尊の巨大な銅造仏がある。古事記、日本書紀の出来た頃前後の作と思われるが、その端厳にして旺盛な....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
、 俊明卿(宇治大納言隆国三男、大納言民部卿皇大皇后宮大夫源俊明、永久二年薨)造仏之時、箔料ニトテ清衡令。 とある。これは俊明が特に剛直であったがために、この....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
彫像のモデルに使うようなことが果して当時の社会において許されたであろうか。仏工は造仏司に使役せられる一種の労働者で、われわれの考える芸術家とは全然異なった地位に....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
ことであります。聖徳太子が御自ら法華経、維摩経、勝鬘経の三経を講述、註疏せられ、造仏起塔に努められたのも大乗精神の現実理想化に依られたものであります。法華経は、....