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造士館
「造士館〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
造士館の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「社会時評」より 著者:戸坂潤
した恐るべき百姓を造り出そうというのだから前代未聞の痛快事だと云わねばならぬ。「
造士館」とか「健児の社」というのは昔聞いたことがあるが「百姓道場」は全く独創的だ....
「梟啼く」より 著者:杉田久女
る事に決心したのであった。小中学校さえもない土地へ行くのである為め長兄は鹿児島の
造士館へ、次兄は今迄通り沖縄の中学へ残して出立する事になった。勿論新領土行きの為....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
、シーボルトが来ると、第一に訪問した。それから、大崎村に薬園を作ったし、演武館、
造士館、医学院、臨時館の設立、それによって、南国|片僻《へんぺき》の鹿児島が、ど....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
京都の大学予科は解散することになったから、他の学校に生徒を分配する。君は鹿児島の
造士館に行くことになっている。」との事だ。鹿児島と聞いて余は失望した。 もっと....