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連合
「連合〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
連合の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
言われておりますが――を集めて、四方からフランスに殺到して来る熟練した職業軍人の
連合軍に対抗したのであります。その頃の戦術は先に申しました横隊です。横隊が余り窮....
「映画界手近の問題」より 著者:伊丹万作
した場合にはみな一様に適用されるのである。 一例をあげると私たちは同志相寄って
連合映画社なるものを創立し、業いまだ緒につかざるに先だって一敗地にまみれてしまっ....
「画学校時代」より 著者:上村松園
ので、人物画の参考がすくなかったのです。 当時、京都に如雲社といって、京都画壇
連合の月並展覧会が、今の弥栄倶楽部の辺にあった有楽館でひらかれましたが、世話人が....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
るつもりでいた」 「しかしなあ長谷部。そこのところをよく考えおかないじゃ、未来の
連合艦隊司令長官というわけにはゆかないよ」 「うふ、未来の
連合艦隊司令長官か、あ....
「三枚続」より 著者:泉鏡花
、艶麗に座に着いたのは、令夫人才子である。 「いらっしゃい、誰方、」と可愛い目で
連合の顔をちょいと見る、年紀は二十七だそうだが、小造で、それで緋の菱田鹿の子の帯....
「註文帳」より 著者:泉鏡花
て見ると成程な、その大家の旦那がすっかり改心をなされた、こりゃ至極じゃて。 お
連合の今の後室が、忘れずに、大事にかけてござらっしゃる、お心懸も天晴なり、来歴づ....
「妖怪学」より 著者:井上円了
中連想との関係を一言せざるを得ず。およそマジナイが人の心を安んずるを得るは、思想
連合の道理にもとづくもの多しとす。その説明は、すでに『哲学会雑誌』にのせて世に公....
「妖怪報告」より 著者:井上円了
事の声をかすかに聞くと同時に、この男が旧縁の家(それは平生念頭にかかりおりし)と
連合し、ついにかかる夢を結びしならん。その厨より起こるを夢みしとは、おそらくは夢....
「妖怪玄談」より 著者:井上円了
起するの性を養成するに至るなり。これを心理学にては連想の規則とす。連想とは思想の
連合を義として、一思想起これば、他の思想の自然にこれに伴って起こるをいう。けだし....
「想い出」より 著者:上村松園
中島真義先生が、私の描きます絵をいつも褒めて下さりまして、ある時京都中の小学校の
連合展覧会に私の絵をお選び下さいまして、その時御褒美に硯を頂戴致しました。この硯....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
口より出でたるものなれば、衆説相分かるるの恐れなし。これ、宗教の力よく人心民情を
連合して、一国の団結を助くるゆえんなり。第三に、宗教は人の感情の上に動き、人の精....
「西航日録」より 著者:井上円了
ソン氏と同居せり。アイルランドはイングランド、スコットランド、ウェールズの三州と
連合して一大王国を成せるも、人情、風俗すべて英国と異なり、自然に別国の形勢あり。....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
と一千四十一マイル、ダーバンを離るること四百八十二マイルの内地にあり。しかして、
連合議会はケープにて開くという。余は最初、南アフリカに滞在して内地を視察する予想....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
華人民共和国とのあいだに国交を回復しなければなりません。また中華人民共和国が国際
連合に加盟することも当然と信じます。また同時に日本と台湾政府のあいだにある日台条....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
るに、戦争初期決戦戦争的色彩の盛んであった時期には、統帥権の独立していたドイツは
連合国に比し誠に鮮やかな戦争指導が行なわれ、あのまま戦争の決が着いたならば統帥権....