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連合艦隊
「連合艦隊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
連合艦隊の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「号外」より 著者:国木田独歩
る公報の一つ、常に朗読というより朗吟する一つを始めた、「敵艦見ゆとの警報に接し、
連合艦隊は直ちに出動これを撃滅せんとす、本日天候晴朗なれども波高し――ここを願い....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
過する仏国軍艦や伊国軍艦の砲撃となり、その結果長州では十八隻から成る英米仏蘭四国
連合艦隊の来襲を受くるに至った。長州の諸砲台は多く破壊せられ、長藩はことごとく撃....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
はその乗り組める艦のまさに呉より佐世保におもむき、それより函館付近に行なわるべき
連合艦隊の演習に列せんため引きかえして北航するはずなれば、かれこれ四五十日がほど....
「ことの真実」より 著者:宮本百合子
て主観的に合理化してかかれたものが公表されるし、日本海軍潰滅前後の物語も、当時の
連合艦隊参謀長というような人々によって執筆されはじめた。 これらの記録には、ど....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
です。スターベア大総督は、ついに第一次から第十六次までの動員を完了しました。渡洋
連合艦隊は、あと三時間たてば、軍港を離れるそうです……」 「一体、彼奴らは、どこ....
「地球要塞」より 著者:海野十三
しだし、確信のうえに立っているといわれたものですが……」 「とにかく、もう一度、
連合艦隊|旗艦《きかん》へ連絡をとってみることにしよう。旗艦を呼び出したまえ」 ....
「怪塔王」より 著者:海野十三
てしまったんだから、その怪塔ロケットに七八台も一しょにやって来られたのでは、わが
連合艦隊をもってしても、まずとても太刀打ができまいな」 「残念ですが、司令官がお....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
これでも君は、人をうたがうか。いやだというか」 「わたしは少将で、そっちは太平洋
連合艦隊司令長官兼主力艦隊長官ケレンコ大将か。ふん、どうでも、すきなようにやるが....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
んばかりに反響しました。 「次に――」艦長は語を改めました。「南太平洋に出動中の
連合艦隊司令長官閣下から、本戦隊の任務について命令があったが、それを報告するに先....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
るつもりでいた」 「しかしなあ長谷部。そこのところをよく考えおかないじゃ、未来の
連合艦隊司令長官というわけにはゆかないよ」 「うふ、未来の
連合艦隊司令長官か、あ....
「運命のSOS」より 著者:牧逸馬
さを持っているのである。これが潮に押され、漸時に速力を集めて、一国の興廃を担った
連合艦隊のような偉容をもって進出し、漂流するのだ。 寒い日が続くと、驚く程南ま....
「尊攘戦略史」より 著者:服部之総
と蛤門《はまぐりもん》の敗戦、ただちに征長詔勅、そして征長軍が進発しないうち四国
連合艦隊に攻められて大敗、ついで十一月の征長にたいする謝罪による講和、同時に長藩....