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連合軍
「連合軍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
連合軍の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
言われておりますが――を集めて、四方からフランスに殺到して来る熟練した職業軍人の
連合軍に対抗したのであります。その頃の戦術は先に申しました横隊です。横隊が余り窮....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
に塗ったグラマン、二機以上の編隊でしきりに飛ぶ。子供はよろこぶ。 ◯天候のため、
連合軍の上陸は、四十八時間順延となった由。 ◯十七日信州では「陸海軍に降伏なし、....
「姉川合戦」より 著者:菊池寛
原因 元亀元年六月二十八日、織田信長が徳川家康の助力を得て、江北姉川に於て越前の朝倉義景、江北の浅井長政の
連合軍を撃破した。これが、姉川の合戦である。 この合戦、浅井及び織田にては、野....
「長篠合戦」より 著者:菊池寛
これを不可であるとした。彼等は、既に中原に覇を称えて居た信長と、海道第一の家康の
連合軍が、敗れ難い陣容と準備とをもって来ったのを見抜いて居た。 内藤等は退軍を....
「碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
を制し、隆景亦休戦を命令した。京城に凱歌を挙げて帰ったのはその日の暮方で明国朝鮮
連合軍の首を斬ること六千余級であると云う。碧蹄館の戦即ちこれである。 さて大敗....
「真田幸村」より 著者:菊池寛
れ等が受取ったり」と言って、軍を進めた。 水野勝成の軍は伊達政宗、松平忠輝等の
連合軍であった。幸村|愈現われると聞き、政宗の兵、一度に掛り来る。 ここで、野....
「武装せる市街」より 著者:黒島伝治
で口惜しがった。 「俺は、孫伝芳だぞ! 無礼者め!」 けれども、歩哨には、直魯
連合軍司令もヘッタクレもあったもんじゃなかった。すべてが同じだった。任務をはたす....
「英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
―日本大使館附フクシ大尉は、ダンケルク方面に於いて、行方不明となりたり。氏は英仏
連合軍の中に在りて、自ら偵察機を操縦して参戦中なりしが、ダンケルクの陥落二日前、....
「時 処 人」より 著者:岸田国士
の黄金時代であつた。 フランス大蔵省が今朝払い出した償金の額より多くの金を、彼等
連合軍の兵士たちは、フランス商人の懐ろにねじ込んで行つたのである。 冗談でなく....
「加利福尼亜の宝島」より 著者:国枝史郎
コの仲間ではなくて、日英同盟の軍隊であった。すなわち来島十平太とゴルドン大佐との
連合軍であった。 忽ちバタチカンは縛められ二大将の前へ引き据えられた。 「これ....
「S夫人への手紙」より 著者:岸田国士
く知ることができるのではないか、という期待が一方にあるくらいです。 私は最近、
連合軍司令部当局から日本の労働組合に対して発せられた警告ほど、われ/\にぴんと来....
「世界の裏」より 著者:国枝史郎
関銃、三千の投擲弾、二千の飛行機、五千の機関車、十五万の客貨車、五千の自動車を、
連合軍に引渡し、潜水艦の全部、装甲巡洋艦六隻、海防艦十隻、小巡洋艦八隻、新式駆逐....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
を保っていられるはずであったが、新富座には不幸にも多額の負債が附きまとっていた。
連合軍と戦った独逸とおなじように、新富座は内部における経済上の苦痛から、興行上で....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
からあまり金が来なくなったです。それは日清戦争以来余程少なくなったその上に、各国
連合軍がペキン侵入後はほとんどチベットに来る金はなくなってしまったです。
既に....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
と策応したのである。しかるに墺軍は逆にドナウ河に沿うてバイエルンに侵入し、ために
連合軍の形勢不利となり墺軍は大王に対して有力なる部隊を差向ける事となったのである....