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連子窓
「連子窓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
連子窓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
び歌を思うことに気分を転じようとつとめる途端、ふと何かの気配を感じて、縁に沿うた
連子窓《れんじまど》を見ました。そこに何やらの虫が羽ばたきをしている。その虫の音....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
せば閉づるだけの単純な仕組み、大工さんのテクニックで言えば無双窓、くわしくは無双
連子窓《むそうれんじまど》というあれなんです。風を避けるためには、通常その外側の....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
。 つと、おこうが、しっかりした足取りで、部屋を横切った。そして、石場に面した
連子窓《れんじまど》の雨戸を開けて、戸外《そと》に見入った。 湿った闇黒が、音....