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連捷
「連捷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
連捷の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「イタリア人」より 著者:寺田寅彦
の念を抑える訳に行かなかった。日露戦争の時分には何でもロシアの方に同情して日本の
連捷を呪うような口吻があったとかであるいは露探じゃないかという噂も立った。こんな....
「瘤」より 著者:犬田卯
面的な戦争状態にまで捲きこまれてしまっていたのである。 無論のことわが軍の連戦
連捷、そして敵都南京が陥落して間もなくのある日であったが、背広服にオーバーの襟を....
「正月の思い出」より 著者:岡本綺堂
前年の七月から日清戦争が開かれている。すなわち軍国の新年である。海陸ともに連戦|
連捷、旧冬の十二月九日には上野公園で東京祝捷会が盛大に挙行され、もう戦争の山も見....
「三国志」より 著者:吉川英治
倒的な優位を保持していた。接戦第一日も、二日目も、さらにその以後も、河北軍は連戦
連捷の勢いだった。 曹操は敗色日増しに加わる味方を見て、 「程※、何としたもの....