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連携
「連携〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
連携の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「刻々」より 著者:宮本百合子
教習室をとおりぬけたら正面の黒板に、 不逞《ふてい》鮮人取締 憲兵隊との
連携 と大書してある。 いよいよメーデーだ。警察じゅう一種物々しい緊張に満ちて....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
家の作品をオミットして、戦争協力作家の作品を網羅していることが、正当な文化の国際
連携を可能とし、海外の読者の知性を尊重する態度であろうか。ましてオミットされた作....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
は内閣に向かって突如、一億八千万円の災害追加予算の公約を逼った。その結果は、折角
連携の気運にあった政民の関係を再び対立に陥れたばかりではなく、政友会自身の内部的....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
ているが、要するに、高氏義貞二人の間には、後醍醐が隠岐脱出のころ、はやくも何かの
連携があったものと私は観る。ここで私は史論をのべたてるつもりはない。それを小説に....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
はあるので、仮に杉菜という方言が独立に始まったとしても、これもツギツギがツクシと
連携したように、久しからずして二種の趣旨を混同することになったかと思う。久しく実....