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「連用〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

連用の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
形は鎌倉時代以後口語には盛に用いられたのであって、それがため、室町時代には動詞の連用形が助詞「て」助動詞「たり」「つ」などにつづく場合には口語では常に変化した形....
古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
はカ行とハ行とマ行であって、その活用語尾は次の通りです。 未然連用 終止 連体 已然 命令 カ行四段活用 カ キ ク ク....
野狐」より 著者:田中英光
飲んでは、原稿を書く。 私は前から酒好きで、その酒も強いほうだったが、催眠剤を連用しはじめると、酒だけではまるで酔えなくなった。私は昔のボート選手で六尺、二十....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
の月さやかにあれかしと希望給ふなり」(古義)というのは、キヨクテリコソと訓んで、連用言から続いたコソの終助詞即ち、希望のコソとしたから自然この解釈となったのであ....
精神病覚え書」より 著者:坂口安吾
クになるけれども粗暴にはならない。ところが、アドルムという催眠薬は、これを多量に連用した後の半覚醒時に、甚しく兇暴になるのである。アドルム中毒患者は、日本の学界....
わが工夫せるオジヤ」より 著者:坂口安吾
中毒の場合が多く含まれているのではないか、と。 だから、眠るためには、催眠薬は連用すべきものではない。アルコールでねむることが、どれぐらい健全だか分らない。私....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
し、数日間タギ郡タド山の美泉というのをのんで帰って、 「朕はミノのタド山の美泉を連用して参ったが、顔と手はスベるようになる、痛みはとまる、白髪は黒くなる、夜も目....
食道楽」より 著者:村井弦斎
《ひらのすい》や曹達水《そうだすい》は毎日連飲すると腸を害します。食物も同じ物を連用すると害になるようなもので飲料も色々変った物を用ゆる方がよいのです」 第二百....