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「連邦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

連邦の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
言っているのであります。大体、世界は四つになるようであります。 第一はソビエト連邦。これは社会主義国家の連合体であります。マルクス主義に対する世界の魅力は失わ....
聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
られるごとに、建設途上にあるモスクヴァの神経をビリッとさせる白い恐怖が、社会主義連邦のどこかに現われるのであった。ところが事態は急転して、日本軍の沿海州撤退を転....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
自ら進んで諸侯の列に下り、この国を郡県の制度の下に置くか、あるいはドイツあたりの連邦の制度に改めるかの一大改革を行ないたいとの念が早くもその胸のうちにきざしはじ....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
。 ゴールド大使! それは、この太青洋を距てて、東岸に大本国を有するキンギン連邦政府の女大使、ゴールド女史であった。 ゴールド女史は、年齢わずかに二十九歳....
地球要塞」より 著者:海野十三
でしまった。空電が消えたときには、その怪放送も、空間から消えていた。 汎米連邦《はんべいれんぽう》――いよいよ第三次世界大戦か? 「お化け地球事件」をつた....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
面をぬいで、おもいがけないところからとびだしたのだ。潜水将校リーロフは、ソビエト連邦にその人ありと、外国にまで名のきこえた大技術者だ。ケレンコの方は、いまは太平....
地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
伽噺をしているんじゃないよ。はっきりしてくれたまえ、はっきり。こっちは、アメリカ連邦の興廃について、責任を感じているんだからな」 「でも、こればかりはどうも」 ....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
えた。 このハバノフ氏というのは誰あろう。これぞ赤きコミンテルンの国、ソビエト連邦の密使であって、元海軍人民委員長という海軍大臣と軍令部長とを一しょにしたよう....
技術の哲学」より 著者:戸坂潤
動の内に最も著しく見て取れる。例えばシャフチンスキー事件・ウクライナ学士院事件・連邦学士院事件・ベリャンチコフ事件・ナホリト事件・産業党事件・等々に於ける技術家....
イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
うな豊富な個性や独創を意味するのではない、全くその反対なのである。 ソヴェート連邦に於ける哲学は、イデオロギー一般のジャーナリズム的契機とアカデミズム的契機と....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
い。 殆んど無にも等しく稀な例外を除けば、今日のソヴェート同盟(又はソヴェート連邦)の哲学は、マルクス主義の哲学である。ブルジョア諸国家の公認非公認の哲学が形....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
は、共和政治に相応したる宗教組織あり。今、合衆国はその政体自由共和にして、その各連邦ほとんど独立の組織を有す。しかして、その国の宗教また自由独立の組織を有し、各....
まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
松本代議士に通訳せしめると云った調子で一寸我が国では想像出来ない歓迎振であった。連邦議会においては上院議長―副大統領バークレー氏更には下院議長にも会う機会があっ....
恐怖の幻兵団員」より 著者:大倉燁子
日をしたため、次ぎにこんなことを書かせられました。 『私ハソビエト社会主義共和国連邦ノタメニ命ゼラレタコトハ何事デアッテモ行ウコトヲ誓イマス。コノコトハ絶対ニ誰....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
をはばかるが、私の気持では真に正しく面の戦法を意識的に大成したのは大戦終了後のソ連邦ではないだろうか。 大正三年八月の偕行社記事の附録に「兵力節約案」というも....