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「連隊旗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

連隊旗の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田丸先生の追憶」より 著者:寺田寅彦
さが少なからず煙たくもあったらしい。当時、アメリカの民謡の曲を取った「ヒラ/\と連隊旗」という唱歌があったが、それを、もう一ぺんもじってこしらえたパロディーの戯....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
中七つを殲滅《せんめつ》し、六十門の砲をあるいは奪取しあるいは破壊し、イギリスの連隊旗六個を奪って、それを三人の胸甲騎兵と三人の近衛軽騎兵とがラ・ベル・アリアン....
不在地主」より 著者:小林多喜二
の壁には、その外「乃木大将」「西郷大先生」「日露戦争」「血染の、ボロボロになった連隊旗」などの写真が、額になってかかっていた。演壇の左側には、払下げをうけた、古....
春心」より 著者:田中貢太郎
には砲弾の唸りがよみがえり、かたかたと鳴る機関銃の音がよみがえった。砲煙、銃火、連隊旗、剣、赤鬼のような敵兵。 (左の脇腹に擦過傷を一つ負うただけで、金鵄勲章を....