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進ずる
「進ずる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
進ずるの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大阪夏之陣」より 著者:菊池寛
歳敵ならば尋常に勝負せよと申。彼士存ずる旨あれば名は名乗らじ、我は秀頼の為に命を
進ずる間、首取って高名にせよと、首を延べて相待ける。 某、重て、士の道に|無首....
「魔法修行者」より 著者:幸田露伴
之は出た家も好し、上品の若者だったから、人※も好い若君と喜び、丹波の国をこの人に
進ずることにしたので、澄之はそこで入都した。 ところが政元は病気を時※だけで相....
「蒲団」より 著者:田山花袋
思召次第、罪の多い人間はその力ある審判を待つより他に為方が無いけえ、私は芳は君に
進ずるとまでは言うことは出来ん。今の心が許さんけえ、今度のことは、神の思召に適っ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
シアの将軍に送り、ギリシア帝は特に閹人を愛するからこれだけ閹人を拵《こしら》えて
進ずる、なおまた勝軍して一層多く拵えて進ぜようと言いやった。その後また多くギリシ....