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進学
「進学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
進学の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「次郎物語」より 著者:下村湖人
たからである。もっとも、かれにはまだ残された問題が一つあった。それは上級学校への
進学の問題であった。このことについては、先生夫妻は、むろん極力かれに
進学をすすめ....
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
よって多少救い得たように思う。 その後私は中学に進んだが、石畑君は貧乏なために
進学出来なかった。そして町はずれにある陽明学派の私塾に通って僅かにその好学の渇望....
「荘子」より 著者:岡本かの子
そりもそり夜食の箸を動かして居る。 妻の田氏は魏の豪族田氏の一族中から荘子の新
進学徒時代にその才気|煥発なところに打ち込んで嫁入って来たものであった。それが荘....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
れば仏教を学び得たとはいえないのであります。この点が西洋の進歩した学者とシナの先
進学者の脳底に映じてきたのであります。日本に存在せる仏教研究学派が世界に認められ....
「私の青年時代」より 著者:山之口貘
き消されてしまって、次のときは受験準備も順調に進み、高等科一年をすませて一中への
進学を遂げたのであった。すると、すぐにぼくは注意人物としてチェックされたのである....
「獄中通信」より 著者:戸坂潤
戸坂嵐子殿(十九年十二月十二日朝) 八日に手紙六通(老人3嵐子2イク子1)入手、
進学の件など明らかとなり安心。――昭和の高等学院が第二次なら第三次を何でもよいか....