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「進攻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

進攻の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
を過ぎると敵襲は下火になった。昨日敵は三時迄休んだようである。三時を過ぎたが敵勢進攻の模様見えず、午後四時すこし前に警報が解ける。今日は前触れだけで終了したわけ....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
大きくなるのを聞きのがさなかった。 「本営命令。敵はキンギン国なり。キンギン国の進攻命令をつたうる電波は、空中に次々に放送されつつあり。やがて海上に敵艦隊は姿を....
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
重要になる。つまり月世界をまずわれら地球人類の手で固めておかなければ、今後の宇宙進攻はうまくいかない」 「月世界をわれら地球人類の前進基地として確保しなければな....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
、とんだことになりますぜ」 「それだから、お前はだめだというんだ。太刀川は、日本進攻の際の、このうえないいい水先案内なんだ。お前には、それが分からないのか」 「....
三国志」より 著者:吉川英治
って、高幹に止めを刺せ」と、曹操はそれに命令を下した。 そして自身はなお幽州へ進攻して、袁煕、袁尚のふたりを誅伐すべく準備に怠りなかったが、その間にまず袁譚の....
三国志」より 著者:吉川英治
陵(湖南省・零陵)から手をつけるのが順序でしょう。次に桂陽、武陵と取って、長沙へ進攻するのが自然かと思います。要するに、兵の進路は流れる水です。水の行くところ、....
三国志」より 著者:吉川英治
「蜀の玄徳、すでに内治の功をあげ、いよいよ馬超、張飛の二軍を先手として、漢中へ進攻の気勢を示す」 という情報であった。 管輅の予言は、二つとも、的中してい....
三国志」より 著者:吉川英治
陽方面から急報が入った。劉封が五万余の兵を擁して、国境を侵し、諸所焼き払いながら進攻してくるという注進であった。曹丕は、孟達を試すには適当な一戦と思ったので、 ....
三国志」より 著者:吉川英治
。 そして彼自身の本軍は、姜維を先鋒として、斜谷から※城を取って、一路長安への進攻路を切り拓かんとする態勢なることはいうまでもない。 一方。馬謖は街亭に着く....
三国志」より 著者:吉川英治
。 で彼は、かねて、涼州地方の※族を懐柔していたので、この一勢力を用いて、魏へ進攻する策を企てた。 それの実現を見たのは、延※十年の秋である。維は、雍州へ攻....
黒田如水」より 著者:吉川英治
じていた。 陸路を、単騎いそいで、荒木村重に会い、近畿の形勢をたずね、また中国進攻の場合の備えに何かと打合わせなどして、彼は、兵庫の浦の漁村にかくれて、わが子....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
画につき事毎に意見の一致を見なかったと伝えられる。真に二国が衷心一致してドイツの進攻に抗する熱意があったならば独、自国境の築城は必ず完成されているべきであったし....